富士フイルムメディカル 動物用生化学自動分析装置 ドライケム NX500V
![[写真]安心と希望につながるリアルタイム検査](http://fujifilm.jp/business/healthcare/veterinarian/drichem/fdcnx500v/pack/images/index_mainvisual_01.jpg)
基本情報
動物たちはおはなしができないから、寄り添うようにして体の声を聞いてあげたい。 飼い主さんは不安だから、できるだけ早く安心させてあげたい。 そんなドクターの優しさに応えて進化した、「NX500V」。 いままで以上に、早くて確かな診断をサポート。 安心をカタチにする、富士ドライケムのちからです。
- ■操作しやすいLCDタッチパネル
- ■手間なし簡単3ステップで即測定
- ■導入しやすいコンパクトサイズ
- ■富士ドライケム検査データ処理支援システムMiniNet-Neo

| 製品名 | 富士ドライケムNX500V |
|---|---|
| 薬事販売名 | 乾式臨床化学分析装置 富士ドライケムNX500V |
操作しやすいLCDタッチパネル
5.7インチVGA液晶タッチパネルを採用し、視認性・操作性が向上しました。画面遷移に沿った簡単操作で使いやすくなっています。
QWERTYフルキーボード搭載により、文字入力作業もより簡単になりました。
![[図]操作しやすいLCDタッチパネル](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_06.jpg)
![[写真]シンプルな操作画面](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_07.jpg)
検査の作業環境を想定し、操作画面の使いやすさにこだわりました。測定者が簡単に操作を行えます。
![[写真]把握しやすい結果画面](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_08.jpg)
測定結果は参考基準範囲と共にカラーで一覧表示され、一目で正常値・異常値の判断が可能です。
![[図]選べる表示モード](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_09.jpg)
操作画面を1検体の測定と結果表示に絞り込んだベーシックモード、測定中のテストのステータスを確認できるアドバンスモードの2つを用意。使い勝手に合わせてお選びいただけます。
![[図]充実のHELPメニュー](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_10.jpg)
使い方、トラブルシューティング、保守の各手順を図解入りで解説。簡単に取り扱うことが可能です。
手間なし簡単3ステップで即測定
![[図]簡単3ステップ](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_01.jpg)
![[図]自動測定](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_02.jpg)
測定に必要な前処理を自動化
![[写真]カード式キャリブレーション](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_03.jpg)
わずらわしいロットごとの補正作業は不要。スライドと同梱されているQCカードを本体に読み込ませるだけで、ロット間差が補正されます。(CRP、NaKCIを除く)
![[写真]自動希釈装置](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_04.jpg)
希釈カップと希釈液をセットし、希釈ボタンを押すだけで測定に進みます。
![[図]約1分で血漿分離が完了](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_05.jpg)
ヘパリン採血管にプラズマフィルターPFをセットしてスタートするだけで、血漿分離が約1分で完了。そのまま測定に移ります。
- 採血管にセットしてスタートボタンを押すと、上部にポンプ吸引部が接続され、ノズルより全血の吸引を開始します。
- 全血がガラス繊維濾紙層、ポリスルフォン多孔質膜を通り、濾過されます。
- プラズマフィルターPF上部に血漿が抽出されます。
- ※搭載機種のみ
導入しやすいコンパクトサイズ
![[図]導入しやすいコンパクトサイズ](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_11.jpg)
簡単操作だからこそこだわった安全性と正確性
使用済みスライド自動廃却システム
![[写真]使用済スライド自動廃却システム](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_15.jpg)
使用済みのスライド・チップは廃却ボックスへ自動落下。検体との接触のリスク軽減に細心の注意を払いました。
幅広い検体容器に対応
採血管(Φ13~16×75~100mm)および富士チューブ(0.5mL・1.5mL)でセット可能。
通常の採血管にほぼ対応するため、検体の移し替えも不要です
- ※プラズマフィルターPFの使用は採血管になります。
長年の技術とノウハウが、確かな検査結果を導き出します
富士フイルムが写真フィルムで培ったテクノロジーを集結させた「多層スライド製造技術」が、高い精度と正確性を実現。同時再現性と日差再現性、ともに良好な値を示し、測定者の違いによるデータのばらつきも僅少です。溶液法をはじめ他法との相関も良好です。

富士ドライケム検査データ処理支援システムMiniNet-Neo(オプション)
検査データを自動集計・一元管理 オーダリングも可能な検査データ支援処理システム
![[図]富士ドライケム検査データ処理支援システムMiniNet-Neo(オプション)](http://www.medical-space.co.jp/id/fdcnx500_files/feature_img_17.jpg)
- ■NX500、MiniNet-Neoとの接続によりオーダリングが可能
- ■院内検査機を6台まで接続可能(オプション)
- ■電子カルテとの連携が可能(オプション)
- ■検査結果のデータバックアップ機能搭載
- ■検査項目のグラフを5項目まで一度に表示可能

測定結果と過去データの比較表示、グラフ表示ができるため、診断結果を説明する際の説得度が高まり、患者さんの理解が深まります。
- ※MiniNet-Neoと電子カルテの連携について、詳しくはお問い合わせください。
| 仕様 | |
|---|---|
| 測定方式 | シングルマルチ測定方式 |
| 処理能力 | 比色 120テスト/時 比色・電解質混合 128テスト/時 |
| 測定可能項目 | 比色27項目 電解質3項目 |
| インキュベータ数 | 比色12 電解質1 |
| 測定時間 | 比色 2~6分/テスト 電解質 1分/テスト |
| 検体の種類 | 全血、血漿、血清、尿 |
| 測定検体量 | 比色 6および10μL/項目 電解質50μL/3項目 |
| データ保存数 | 最大100検体 |
| サンプリング方式 | 逐次自動点着方式 |
| ロット補正方式 | QCカードシステム |
| 電源 | AC100V±10V 50/60Hz 2.5A |
| 寸法 | W470×D360×H420mm |
| 重量 | 24kg(PFユニットなし) 25kg(PFユニットあり) |
| オプション | 検体バーコードリーダー |








